一連の記事をしっかり読んでいるわけではないのでいまいち自信がないし、間違っていたら指摘してほしいのだけど、この件は、子供を設けることができない高田・向井夫婦が受精卵を米国の女性に提供して代理出産してもらった、つまり腹だけ借りた状態だから実子であることを認めよ、ということよね。
これを見て思うのは、自分のお腹を痛めて産むという自然な「カタチ」をとれない者がそのカタチに拘らずに子供を得ようとしたのに、結局は実子であるという「カタチ」に拘っているだけではないのかと。
私の親戚にも子供をもてない夫婦が居るのだが、もし同じように代理出産で子供を得たとしたら、きっと彼らはそれだけで満足することだろう。戸籍上は養子であっても正真正銘の我が子として育てるはず。そう思うのだが。やはり当事者でないと心情はわからんのかな。