ウチの近所には長居公園がありまして、毎朝ジョギングしてたりするのですが、その長居公園内にはセレッソ大阪の本拠地である長居スタジアムや市民プール、そして大阪市立自然史博物館があります。博物館という大層な名前の割りには左程大きくもないのですが、恐竜展なんかもあったりして、家族サービスにはちょうどいい施設です。
さてその自然史博物館ですが、現在は「世界一のセミ展」という特別展が行われています。そののぼりを見ましたが、「なぜ大阪にはクマゼミが多いのか」と書いてありました。言われてみれば、確かに多いです。アブラゼミよりも目にする機会が多いかもしれない。ちょっと興味がわいてきましたが、セミなんぞ子供のころならいざ知らず今ではどちらかといえば気持ち悪いぐらいなので、入るのは遠慮しました。代わりにググって調べました。
大阪府内の小学生5000人以上が参加して昨夏実施したセミの抜け殻調査で、都心部に近づくほどセミの種類が少なくなり、クマゼミの比率が高くなることが分かった。クマゼミは本来、暖かい地方に多く生息しており、企画した大阪府は「都市部でヒートアイランド化が進んでいることを裏付ける結果」と分析。
なるほど、ヒートアイランド現象による生態系の変化ですか。ということは東京もそうなんでしょうかね。地方によってはクマゼミはトンボでいうところのヤンマ系、つまり子供が喜ぶ種類なんですけどね。