毎年この時期、やれ広島だ長崎だーと連日報道で大騒ぎしてくれるけれども、気に入らないのはその趣旨だ。被害者を弔うのは当然として、発信されるメッセージが「落とされた恨みを忘れてはなりません」というのならわかるが、「落とされました反省しましょう」と言われているような感じなのが納得いかない。それと総理自ら広島長崎へ足を運んで慰霊を行うのであれば、戦死者を弔いに靖国にも行けというのだ。どちらも戦争で命を落とした日本国国民だろう。いわゆるなんとか戦犯の問題でとかいうのであれば、どちらも行かないのが筋だと思うが。戦没者追悼式というのがあるのだから。
そこで靖国神社の代替施設の問題についてだが、例えばあの戦争によって亡くなられた全ての人々を慰霊する新たな施設はあっても良いと思う。但しそれでも靖国の代替にはならない。