なぜ雨が降っても放射線濃度が下がらないのか

福島原発から出る放射線物質は、核爆発で起こったものですから、多くの放射性物質を含みます。その中にはヨウ素のように半減期の短いものと、ストロンチュームなどの放射性物質のように半減期が30年のものとがあります。

半減期の短いものは最初の段階でどんどんなくなっていきますし、半減期の長いものはずっと放射線の強さは変わりません。

原子炉から近い福島県で降るものは、放射線の濃度は高いのですが、まだ半減期が短いものが多いので、放射線は減少していきます。

これに対して、東京などの遠いところは、福島原発から出た後、かなり時間がたって東京に流れてきて、しかも東京の上空にしばらく滞留してから雨で落ちてきますので、半減期の短いものはすでにあまりないのです。

つまり半減期の長い放射性物質が東京近辺に到達しているから放射線の濃度が下がらない、ということらしい。非常に簡単でわかりやすい解説だが、これを報道等で聞いたことが無いな。テレビに出ている専門家は何のために居るのか。

コメント

ジェル - 11/03/27 13:45 (#cmt853)

えっと・・・つまり、東京のほうが長期的に見ると危険ってこと?

シュッパ - 11/03/27 18:14 (#cmt854)

いやそんなことないよ。消えないっていっても、都心は土壌が少ないから雨で流れるとか聞いた。これは東京の濃度が高いままなのはなぜかということで、特別やばくなったわけじゃないよ、ということ。
結局危険度は風に乗ってどこに落ちるのかということになるんかな。
現状は大丈夫。すまぬ、タイトルが悪かった。直す。
ただ、見通しはよくはないから用心はしておいたほうがいいかもしれん。

ジェル - 11/03/27 18:29 (#cmt855)

半減期とやらを少し調べてみた。
とりあえず今すぐやばいというわけではないのはなんとなく理解したのだが、2号機のことはちょっと気になる。
ヨウ素134は半減期が53分ほどらしいけど、いまだに放出し続けてるとか。
たとえ半減期が短時間でも、大量に放出してるのは問題だと思うし、それを海洋生物が吸収したらその生物は被爆したことになるんじゃないの?それを食べたらどうなるの?など疑問も出てきた。
人間は食物連鎖の頂点にいるから、それが心配だな。

シュッパ - 11/03/27 18:43 (#cmt856)

なんか煽るようなことばっかり書いてるな。それだけ不安だということなんだが、悪かった。反省。
やばくなっても簡単には逃げられんし、水・食物も選んでられん。ただそれなりに情報収集だけはしておいたほうがいいかな。

ジェル - 11/03/27 21:04 (#cmt857)

いやいや、不安なのはみんな同じさ。
不安は消えはしないけど、自分なりに調べてみたりしてちょっとは安心したかな。
テレビに出てくる専門家の説明が下手すぎると思う。
一般人にも理解できるように説明してほしいなと思うよ。
この状況が特に変化なく、水や食料が手に入るうちは東京で我慢してみるさ。

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